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2023/12/19コラム

最高のおもてなし料理。

今年になって、東京に行くことが増えた。

初めは折角都会に来ているのだから、素敵なレストランでも予約してお洒落して・・・
と、その準備の楽しさと煩わしさとの狭間に立たされることがあるのですが、
いっそのことカジュアルな雰囲気の店にしようか?と思うことがほとんどである。
結局のところ、私はそういった(洒落た)お店に行く時は、何を食べるかではなく
誰と食べるかという事に重きをおいているからである。

また、遠いところから来訪した客人という立場上、相手に委ねてしまうのが礼儀かな?と、変に気を使ってしまう自分がいるのです。


そんなこんなで、今月も忙しい合間に東京での用事を済ませ、友人知人とお食事となるであろう訳ですが、、、
『あっ、カレー用意してるけど、食べる???』  ここで?  今?

で、スパイスの匂いとともに "真っ白の器" に入った、チキンカレーが登場。
なんとこのカレーは「旅する本屋さん」で好評だった『幾〇りらちゃん』のカレー。
洒落た店では、中々に味わえない、なんとも贅沢なお食事でした。

そんなカレーが、レトルトとなって今月1214日~来年の18日まで駅ナカ(キヨスク品川店)にて購入できるそうです。
(賞味期限がりらちゃんの誕生日になっています。)

それにしても楽しい会話ともてなす心意気さえあれば、料理の内容も場所も別段気にならないものである。


☆料理人にとっては、画家の白いキャンバス同様、白い器がいちばん使いやすいが、洒落たレストランならば、器とインテリアのバランスも大事。
大抵の料理人は、器のインパクトで料理をごまかすような強烈な器は用いない主義でしょうが、コース料理ならば、器の変化で気分を変える必要がある。
料理よりも前面に出ることはないが、器のインパクトで 場を盛り上げる『鍵』を握っている器たち。
そこには シェフたちの 無言のメッセージ(おもてなし)が込められているのでしょうね。きっと。

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